組み立てとピッキング、検品が主な仕事

電気製品の部品を取り扱う工場での仕事は、電気製品の組み立て作業をすることが多いです。具体的な作業は、ICチップを基盤に設置したり、はんだごてで回路を繋いだり、ネジを回して部品を固定したりするなど多種多様です。組み立て作業に配置された人は、いずれかの作業を繰り返すことがほとんどです。そうして、分担作業によってひとつの部品や製品を作り上げます。

そして、使用するICチップやネジなどの部品を、作業している人のところに届けるピッキングという仕事もあります。ピッキングの仕事も基本的には専任で、ピッキングと組み立て作業を両立させることはまずありません。また、完成した製品、あるいは使用する部品に異常がないかどうかを確かめる、検品の仕事もあります。テスターという機器を使用して動作を確認したり、視認で傷がないかを確かめたりする仕事です。

技術が必要ない仕事も多い

電気製品の部品を取り扱う工場では、組み立て作業の中に、はんだごてを使うような仕事もあります。はんだごてを使いこなすためには、ある程度の技術力が必要です。そのため、はんだごてを使ったことがない人が、すぐに戦力になるのは難しいです。しかし、ある程度の技術力が求められる仕事でも、基本的には単純作業です。そこまで複雑ではないため、就業してから短期間で、仕事に必要な技術力を身に着けることは不可能ではありません。

また、電気製品の工場には、技術力が必要ない仕事も数多くあります。組み立てでも、ICチップをただ設置したり、ネジを閉めたりするなど、失敗するリスクが少ない作業はあります。さらに、ピッキングや検品は、基本的に誰でもできる仕事です。したがって、技術力がないからといって、電気製品を扱う工場の求人を、選択肢から除外することはありません。

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